岡山ピロースタヂオの松尾です。
お盆を過ぎましたがまだまだ暑い日が続いていますね。
私は昔からポピュラー音楽が好きで車での移動や部屋にいる時はいつも音楽をかけています。
今回のブログは今まで聞いてきた音楽の中で私的ベスト10をピックアップしましたのでご紹介します。
1位:アビーロード:ザ ビートルズ
このアルバムはラストアルバムのレットイットビーより発売が先ですが、実質的にはビートルズが最後に作ったアルバムとなります。
全世界で1500万枚以上の最高売上を記録しました。メンバーそれぞれの個性が集約されており、全員が最後の力を振り絞った力作です。
2位:タトゥーユー:ローリングストーンズ
ローリングストーンズはシンプルでストレートなロックンロールとR&Bで世界最強最古のロックンロールバンドだと思います。このアルバムは81年、ミックジャガーが38歳の時のものです。当時は30代半といえば今でこそ珍しくありませんがロック界では高齢の部類にあたりました。今もまだ走り続けています。発売当時は毎日ウオークマンで聞いていました。邦題は刺青の男。
3位:ホテルカリフォルニア:イーグルス
イーグルスの最高傑作と言われるアルバムです。ウエストコーストサウンドの代表的なバンドでした。しかしこの作品の世界的な売上と評価が高すぎ、以降のイーグルスに重くのしかかる事になる皮肉なアルバムでもありました。現在は世界中をツアーで回り、バンド活動を楽しんでいるようです。
4位:ネバーマインドザボロックス:セックスピストルズ
70年代パンクムーブメントの象徴的バンドです。このアルバムからのシングルカット、ゴッドセーブザクイーン等イギリス本国では放送禁止となり国をあげての問題児でした。爆発的なパワーを持った半面短命に終わりました。演奏は荒削りですがシンプルでストレートなロックンロールは爽快です。ジョニーロットンの巻き舌の強烈なボーカルは鳥肌が立ちました。当時毎日聞いては血が騒だのを思い出します。
5位:ザ リバー:ブルーススプリングスティーン
今もバリバリ現役なスプリングスティーンの80年発売のアルバムです。明日なき暴走とどちらにしようか迷いましたがこちらをタイムリーで聞いていたのでこっちに決めました。表題曲もですが、6曲目のハングリーハート、10曲目のアイウォナマリーユーが日本でも洋楽ベスト10入りをしました。よく聞いてました。
6位:ダブルファンタジー:ジョンレノン&ヨーコオノ
ジョンレノンの遺作になったアルバムです。このアルバムが発売されて1カ月後にジョンが凶弾に倒れ世界中が悲しみにつつまれました。発売後日本でこの中のシングルカット、スターティングオーバーが洋楽1位に入りました。ジョンが倒れる前にスターティングオーバーがラジオから流れ初めて聞いたとき導入の鐘の音が仏壇の鐘の音に聞こえて仕方がなかったのは私だけでしょうか。
7位:リメイン イン ライト:トーキングヘッズ
80年に発売されたトーキングヘッズのそれまでの試みの集大成のアルバムです。全曲アフリカンビートで構成されています。当時FMラジオの洋楽ヒットチャートで2曲目のクロスアイドアンドペインレスの強烈なアフリカンビートが流れた時、トーキングヘッズが生まれ変わったのを実感しました。今でもよく聴いています。
8位:ウオーターマーク:エンヤ
このアルバムからのシングルカット、オリノコフロウがTVのベストヒットで紹介された時、クラシカルでPOPなそれまでに無かった全く新しいこの音楽が好きになりました。それからは車の中でも部屋でもBGMはエンヤです。誰にも真似される事の無いエンヤというジャンルを確立していると思います。
9位:アロングバケーション:大滝詠一
はじめての日本人アーチストの登場です。故大滝詠一氏の集大成です。作られた音楽は作者なんか関係なく俳句のように詠み人知らずでもいいんだ、その曲がいつの時代になっても聴かれている事に価値があるとラジオで大滝氏が言っていたのを思い出します。このアルバムが発売されて30年以上たちますが、今聴いても全く古さを感じさせない、今でも何曲かCMに使われています。個人的にはアルバム、ナイガラカレンダーが好きですが、こちらがメジャー初ヒットなのでこちらにしました。
10位:燃え尽きるラストライブ:キャロル
日本のロックンロールバンドではキャロルが一番好きでした。シンプルでストレートなところがよかったのと大好きなロックンロールを一生懸命に演奏し続ける彼らはカッコよかったです。矢沢栄吉はソロにならずにずっとキャロルを続けてほしいと思っていたのは私だけでしょうか。なぎら健一、武田鉄也や内田裕也もゲスト出演しています。ラストで舞台に誰かが放火して消防車が出動し問題になりました。
以上私が個人的に選んだベスト10アルバムです。これら以外にもベスト10に入れたいアルバムが沢山あり絞り込むのに多くを割愛しました。
音楽は人生を豊かにする道具なのでこれからも楽しんでいきます。